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梅切らぬバカ

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先日のこと。
夫と、雨上がりの偕楽園へ行ってきた。

雨に洗われた美しい梅たち、好文亭の凛とした佇まい、笑顔の梅娘さんや黄門様。
あまりの寒さに飲んだ甘酒や、けんちん蕎麦等、美味しかったなぁ・・。

撮り終えた写真を見ながら、先日、図書館のイベントで観た映画「梅切らぬバカ」の余韻に浸っている。

映画「梅切らぬバカ」。
年老いた母親(加賀まりこさん)と、自閉症の息子(塚地武雅さん)との魂に響く親子愛のお話。
加賀さん演じる母親の強さと深い愛情。
そして塚地さんが見事に演じきった息子・忠さん。
自分がだんだん年老いていくことで、息子の将来を案じた母親は、ある日、グループホームに忠さんを入れる。
母親の心配をよそに、忠さんなりに頑張るのだけど・・。
塚地さんの繊細かつ力強い演技にも圧倒され、二人が紡ぐ親子関係にいつのまにか引き込まれていった。

映画の中で、大きな梅の木が出てくる。
「梅切らぬバカ」とは、ことわざで、適度な剪定(枝切)をしないと、枝が込み合い、良い花や実がならないため、剪定しないものは愚かであると言う意味。
親子が暮らす庭には巨大な梅の木があり、一切剪定していない梅の枝は私道まで伸びていて
母親は近隣住人に迷惑をかけているのは重々承知だし、梅を切るべきだということはわかっているけれど
どうしても切れない理由がある。
ネタバレになってしまうので、ここではその訳は書かないけれど、
映画の中で、梅は季節が来ると必ず実をつけ、
母親は、忠さんが小さな頃からお腹の弱い忠さんの為に、その実をすりおろし黒くなるまで煮詰めて梅肉エキスを作り飲ませ
隣に引っ越してきた少年にもお裾分け。
実は、私の亡くなった母も、昔作ってくれたことがあり、
あの漆黒の梅肉エキスに込められた深い愛情を見て
改めて母のことを思い出し胸が熱くなった。

忠さんと隣に越してきた少年との友情は、
特別なことなんてなくていい、ただ隣にいて笑い合えることがどれほど愛しいかを教えてくれる。

「梅は切らぬ」ーーー
梅は、ありのままで、ただそこに咲いているだけで尊い・・。
今、こうして夫や家族と過ごせること、そのすべてが私にとって宝物だ・・。



Commented by hogecyan at 2026-03-10 21:25
梅が見事だなあ。。。春って良いな。。
Commented by kaho0212 at 2026-03-11 20:16
> hogecyanさん

keitoさん、こんばんは~。
コメントありがとうございます♪

うんうん、春っていいですよね~。
気持ちがウキウキします♡

久々の更新、嬉しかったです。
一枚目も二枚目もとっても素敵な構図。
拝見したとたん、わぁ~~って(^^)/
三枚目のプリンも美味しそうだこと。

お仕事忙しいのかな・・。
遠い茨城から応援しています!!
Commented at 2026-04-01 15:01
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kaho0212 at 2026-04-01 17:14
> 鍵コメ(2026/04/01 15:01さん)

鍵コメさん、こんばんは。
そうだったのですね・・。
映画を見て、世の中の人々が、少しだけ優しい心を持てたらと思いました。
加賀まりこさんと、塚地武雅さんがとても素晴らしい演技をされていましたよ。
鍵さん、長々と・・だなんて全然。
お話してくださりありがとうございました。

鍵さんの桜のお写真、素敵♪
私も今日、やっと桜upしました。
また見て下さったら嬉しいです。




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by kaho0212 | 2026-03-09 16:15 | おでかけ-茨城 | Comments(4)